広場を成功に導く為の5原則〜富山のヒーロー登場の巻7〜
ついつい延び延びになってしまう、富山の広場について書き上げよう。
なんか、これは本全体が広場のことについて書いてあるから、
どこもおろそかに出来ないんだけど、
むしろ一言一句言葉を写すだけのような作業になってしまいがちで、
自分の存在意義が希薄になりそうで、
ついつい後回しになってしまうのよね。
なので先に自分で思いついたことだけを書き連ねたくなっちゃうのです。
でも、広場について、グランドプラザについて知りたいだけの
こともあるだろうから、よし、書こう。
(これはベルギーのグランプラス)
広場を成功に導くための5原則
グランドプラザは、広場の成功事例として、紹介されています。
獲得した賞は10種もあるようです。
そもそもこのように成功した理由を
計画段階からある点を視野に入れつつ、計画がなされたことだと
山下さんは述べられています。
それがこの5原則。本の後ろの内容ともかぶるので、
どういった点が何に役立っているのか要点もまとめながら。
①中心市街地の超一等地を広場にする。(=賑わいがでやすい)
これは、先日この記事に書きました↓
中心市街地の超一等地を広場にする - ちなみに広場について書いてます。
本の中にもう一つこの点について書いてある箇所があったので、
引用してみます。
もし今から広場をつくるなら、
中心市街地の超一等地のもともと人通りの多い場所に、
まちなか広場として整備しましょう。なぜなら広場とは、
空っぽな空間であり、広場単体ではなかなか
目的地になり得ないためです。
うん。これもう広場が成功するかどうかの8割がかかっていると
言っても過言ではないですね。
商売じゃないけど、立地が8割。
②なるべく自由な場をつくる。(=使いやすい)
これはこちらの記事で。
この記事で、書いた、
撤廃した、というところが、ポイントです。
制限を排除して、
「なるべく自由な場所になるよう整備しよう」とした、というところ。
「富山市まちなか賑わい広場条例」を制定して、
広場にちゃんと広場として
機能するよう、形を整えてあげたのがポイント。
③思い切った計画(予算)をたてる(=雰囲気のある広場にする)
うん…、これね…。ここね。ここは、まだ素人にはよく分からないな…。
富山の場合は屋根がかかっているので、
その分総工費が高いそうなんですが、気候が北陸ほど厳しくない
場所だったら屋根をかけない選択肢もあるのでは、と思わなくもない。
うんでもまあ、広場が賑わいが出る為には、必要な素材があって、
それを選ぶと必然的に高くなってしまう分には仕方ないとも思います。
うん、まだ分からない。
④屋根をかけながらも、屋外空間として成立させる(=使いやすい)
うん、これはね、富山には絶対必要なんだとおもうのだ。
だって一年の長い時間を雪が降るからって使えなかったら
もったいなさすぎですもの。
ただ、気候が良い地域だったら、屋根をかけない選択肢もあるかも。
⑤使用料を徴収する(=広場の運営が続きやすくなる)
うん、これもまだ答えがでていない。
本の中には、
料金設定の検討の際に、「無料でも良いのでは」
という意見も あったそうですが、望月氏が
「利用料を支払える主催者は、集客力もあるのでは」と
発想され、利用料の徴収が決まりました。
とあります。少し高めの利用料なので、この利用料を支払う為に
仲間づくりをしてからイベント開催する、という仕組みが
出来ているそうです。
それは悪くないのかな????
という訳でまだ全然消化しきれていない5原則ではありますが、
ひとまず、どうぞ。