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広場について綴るブログです。

セーラが町にやってきた

久々の更新。
ブログをコンスタントに継続してくのもなかなか至難の業ですな。
あやういあやうい。


「セーラが町にやってきた」っていう本を読みました。
あら、なんかこの話、昔どこかで聞いたことある、って思っていたら、
4年以上前の朝日新聞の日曜版beでこの人のこと読んでたんだった。


長野にある小布施っていう町を盛り上げてきたセーラ・マリ・カミングス
っていう人のドキュメンタリー本なんですが、
詳細は読んでもらうとしても、彼女の行動力に感涙しそうです。
以下琴線に触れたとこ抜粋。


p65
「私に何か能力があるとすれば、それは粘り強さなんだと思います。
何かをやりたいのだけど、なかなかできないと嘆く人は、きっと粘りがたりないんです。交渉力とは粘り勝ちする能力のことなんですよ。」
p67
だがセーラは待たない。思い立ったら即行動に移し、
その後も行動に次ぐ行動で目指す獲物を仕留める。




一度読んで、今再度読み直してるんだけど、
よーく読んでると、セーラさんもなんだかんだ言って
時間はかけてるのよね。最初の一年目は
せいぜいパーティを企画したくらいだし、
(いやそれでも充分素晴らしいけど)
そこから長野オリンピックまではさらに3年あって、
そこでいろいろ企画が動き出したみたいだし。
2002年にウーマン・オブ・ザ・イヤーを獲られたそうですが、
実際その頃には小布施堂で働いて8年くらい経ってる。
決して一朝一夕な人じゃないんだよね。



ある意味、一気に注目された時期は2002年から2004年くらいまで
なんだとしたら、今はその一過性の注目もなくなって
いよいよ町起こしの正念場にいるんでしょう。
これからコンスタントに発信を続けていかないと
躍動感のある常に動いてる町にはならないんでしょうね。(奥が深いわ)
小布施堂のホームページを見る限り、
いろんな事を継続してきてそう。


一度小布施に行きたいですね。
枡一客殿に泊まりたいものです。
ではまた。