広場が必要な時代になってきた。
今世の中は、色々問題があるらしい。
だけど、この一年、二年くらいでひどく学んだことがあるとしたら、
そういった欲しくないものに意識を集中するのは、例えて言うなら
新しく素敵な服を買いにいったのに、一番ださくてときめかない服を
えらんで買っているようなものだって言うこと。
そんなときめかない服をわざわざ自分でえらんで、買っちゃって、
そのだささに文句を足れてるのは愚の骨頂だろうから、
素敵なものを捕まえて素敵だ、っていうようにするほうがよっぽど健康的。
今物質的に満ち足りてるこの生活で足りないものは、
日常をエンジョイする時間。
エンジョイするって言う言い方がなんとも80年代ぽければ、
日常を豊かにする、っていってもいいけど、そうすると今度はなにか
ソトコトっぽい雰囲気が出てきてしまうな。
うーん、“日常をラテンにする”っていえば良いのか？
はたまた“日常をお祭りにする”っていうほうがいい？
具体的にいうなら
休暇でギリシャのミコノス島に行って、
泊まるホテルについたのは午後２時くらいで、夕飯まではちょっと時間があるね、
っていうような時、まあ取りあえず島内を散策してみようか、ってなって
特に目的もなく、取りあえずぶらぶらしてみて、
もし眺めのいい場所にカフェがあったら入って、
そこでのんびりコーヒーを頂きながら、
カフェの前を行き交う人たちの様子をぼんやり眺めたり、
猫の様子をながめたり、
そういう時間のことを私は豊かな時間っていいたい。
島じゃなくてもいいんだけど。
そしてそういう時間が、休暇中にしかとれないんじゃなくて、
毎週、毎日あっていいと思う。
それが生活の質をぐっとあげてくれる。
でもきいて、だいぶこのブログをさぼってる間に、
現実でちゃんと広場はできてきたみたい。
というわけであんまり長い文章をかけなくなってしまったので
今日はこれくらいで失礼するとして、
次からは最近できてきた広場についてかいてみたいと思います。
